
Greeting
ごあいさつ


代表の山﨑です。30年間にわたり、利用者さま一人一人の思いや願いを知り、その人の「ナラティブ」を大切にした自己決定のできる、個々の生活に寄り添った支援をめざし、訪問看護をしてきました。一方で、足やむくみのトラブルに注意を払う人は非常に少なく、意外と見ていない。私もその一人でした。今、知識と技術を習得したうえで訪問看護師として利用者さんと向き合うと、足とむくみのケアが必要な人=全身状態の適切な把握や早期対処が必要な人で、その対応が適切にできると実感しています。心不全による浮腫がコントロールでき再入院が回避できる、痛みによる歩行バランスの悪さが改善し転倒リスクが軽減する、糖尿病で足趾切断の既往のある方の感染防止ができる、コロナ禍の影響で閉じこもりがちになった生活習慣がかわる。
その人の持つ治癒力、生命力を引き出せていると感じます。だから私は目指します。
だれもが足やむくみのケアを受けることを当たり前に。
「足を救う」観点から、在宅療養に安心や安全がもたらされる。
看看連携を推進して、必要な人にケアが届けられる。
適切な足やむくみケアの普及を通じ、健康状態の維持・改善が叶うと、医療および介護にかかる費用の削減が実現はもちろん、住み慣れた場所で最期まで健康な足で過ごせることが周知されると、地域の医療・介護サービスの評価も高まり、地域全体の価値創造が可能となるはずです。
さらに大きな目標は、地域に開かれた訪問看護師がいつもいる場所=ナーシングホームの設立です。看取りを視野にいれた入居はもちろん、要介護認定を受けた高齢者も働け、宅老所、託児所、食堂、駄菓子屋、対話のできるつどい場など、地域の人が集まる場でもあるような、そんな「場所」づくり、「地域」づくり。それが私の長年の願いです。
会社名に込めた思い:医療や介護を受ける人(利用者さん)と担う人(介護者さんや専門従事者)双方の安心・安全・安楽を実現し、一人一人の意思決定、自己決定を大切にする暮らしを続けてほしい願いを込めました。




略歴
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