【家族の入院で見えた医療】 第2話:時間外受診からの入院
- yamasakik2023houka
- 6 日前
- 読了時間: 3分
更新日:5 日前
みなさんこんにちは。ナーシングカンパニーのやまさきです。
家族が肺炎から胸膜炎になり救急搬送→帰宅→体調悪化→時間外受診介助→入院→内科的治療で軽快せず転院→炎症反応が下がりつつあり土日挟み判断→数日の抗生剤点滴後退院→仕事復帰のプロセスを、家族として経験し、すっごくたくさんのことが勉強になりました。
少しずつお伝えできればと思います。
救急搬送後、一緒に帰宅した夫は疲れた様子で寝ていました。「寝れるんならまぁいいか」と思い、私は職場に向かい仕事へ。
電話すると「まだ苦しい」と言います。
必ず昼間のうちに再受診するよう強く勧めました。タクシーの手配を娘に頼んで、乗るだけの準備までして。
なぜなら、救急搬送のときに説明を受けた内容が気になっていたからです。
・過換気でSpO₂が下がった可能性
・血ガスは悪くない
・胸水があり胸膜炎の診断
・軽症で入院は必要ない
入院を覚悟してたのですが、まぁそういうことなのか、と自分を納得させて帰りました。
でも、やはり色々気になり始めます。あんなにのたうち回るほどの痛みで軽症?どんな菌?めっちゃ元気やったのに急にこんななるん?結核とかの場合、おチビ(孫)たちに何かあったらどうしよう?
どんどん心配になり、せめて診療時間内に呼吸器の医師に診てもらったらと思ったのです。
で、仕事を終えて夫に電話すると――
まさかの「受診してない」と。
「何だか楽になった気がしたから」とか言ってる。思わず怒りがこみ上げました。
急ぎ帰宅するとすでに19時。夫は熱が出てきた、胸と肩がまた痛いと。ほらやっぱり。
「眠いし早く寝ようと思ってたのに! だから昼間に受診しろって言ったのに!」
つい責めるように言うと、夫は
「また帰れって言われたらと思うと、行けんかった」と。
ハッとしました。あ、そんなふうに思っちゃうんや。そこまでしんどかったんやん、、、
私はすぐ病院へ入院希望の連絡を入れました。
指示は「まず受診を」とのこと。
車を運転しながら「だから昼間に行けって言ったのに…」「病院も夜は人が少なくて大変なんだから…」と、苦しそうな夫についつい言ってしまいました。今思えばちょっと反省。
到着後、今日は絶対入院させてもらわなきゃと一緒に急外の病室まで入り、昨日みてくれた医師に家での様子を伝えました。
ナースが採血と点滴の準備をしてくれ、しばらく経つと「たぶん入院になると思います」と。
無事入院となり、私は23時ごろ帰宅。
次回は
嫌な予感的中。CRP20と白血球12000。
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